保護中: はらがいカフェ用
こんにちは!文芸対話協会/日本リベラルアーツ協会の船岡です。
毎月お邪魔しております。
2024年2月 アンケートを基に作り上げたお話
問A 異世界転生をした先で、主人公は怪しそうだが、この世界の秘密を知っていそうな存在からメッセージをもらいます。それに従うか否かが大きな分岐点となるわけですが、現実でもこのような機会は多いですよね。そこで論点とすべきは、どのような条件が整えば、他者を信用して良いのでしょうか?あるいは、表面的に従っても、他者には絶対に心を許してはいけないのでしょうか?たとえ家族でも?絶対的な答えはありません。
問B この物語のキーワードは、「お菓子」や「砂糖」です。糖分は取り過ぎに注意と言いつつ、好きな人はついついとってしまいますよね。また、気が付かずに糖分を摂取していたということも。一見甘くなさそうな、缶コーヒー(微糖)や、抹茶ラテなどにもかなりの糖分が入っていたりします。こういった魅力的な誘惑に負けそうな時ってありますよね?他にも、テスト前にゲームしたくなったり、S N Sにハマってしまったり、好きになってはいけない人を好きになりそうだったり?興味の持てない授業中に突然歌い出したくなったり、例が貧弱ですが、皆さんは様々な誘惑とどのように付き合うべきだと思いますか?糖だったらどのように我慢していますか?
③ 次回作について
このように物語を編集してみたい人は大歓迎です。改善点や読みにくかったところも教えてください
また、4月から、渋谷区の中学生を対象とした文芸部の場を創設予定ですので、関心がある方はぜひ説明会に参加してください。
クリックで展開致します。
多分、突然のことだった。
もしかすると、あなたが真夜中のベッドの中にいるときに起きたこと。
あるいは、白昼夢の出来事。
とにかくその時のあなたは、頭が重たくなって、体が動かなった。
ゆっくりと、地球の深い中心へと滑っていくような感覚に襲われている。
(まずい。こんな筈ではなかったのに。)
とにかく、そう感じたことを覚えている。刹那。目の前で閃光が弾けた。
視界一辺が真っ白に囲まれている。思わず閉じていた目を、光に慣らすようにゆっくりと開いてみる。真夏の太陽を直視しているように目が痛み、何度もまばたきをした。
視界ははっきりとしない。体の自由は利くようで、両足でやや柔らかい地面に立っていることだけは分かった。そして、さっきまでと明らかに違う感覚を、あなたの鼻は感じとっている。
香ばしく、甘い匂い。あなたは思わず深呼吸をした。まるで、ケーキ屋さんや、デパートの地下で嗅いだことのある焼き菓子のような匂い。
次第に視界がクリアになってきた。
キャンディでできた木々が立ち並び、枝からは色とりどりのキャンディが果実のように実っている。彼方ではチョコレート色の川がゆったりと流れており、川岸にはトリュフやキャラメルが敷き詰められている。さらに遠くに目をこらすと、大福色の山々がふんわりと聳えていた。
胸の高鳴りを抑えつつ、あなたは自分が立っている場所を見てみる。焼き菓子色の地面は平坦で、無理なく歩けそうだ。
足を一歩踏み出すと、地面がさっくりと崩れてあなたの足跡ができた。ソフトクッキーでできているみたいだ。一歩進むたびに、買ってきたばかりのクッキー缶を開けたときのような、わくわくとした心地になった。
「すごい!」
思わずそう言うと、この世界はあなたの驚きに応えるように、さらに甘い匂いを漂わせてくるのだった。
少し歩くと、足元の感触がちょっと変わった。キャラメルの粒が、クッキーの地面の中できらきらと輝いていた。その一片を手に取って口に含んだ。とろけるような甘さが広がり、身体の中から心まで温かさに包まれる。
その美味しさに抗えず、あなたは夢中でお菓子を食べ続けた。時間が経ったのか、空がわずかに暗くなり、心地よい眠気に誘われて、ふかふかのマシュマロのような草原に身を横たえた。目を閉じると、まるで世界が静止したかのような、穏やかな安らぎが広がった。すぐに、あなたは眠りに落ちた。
目を覚ますと、体が重くなっていた。もしかして、お菓子の食べ過ぎで太った? ウソ。いやいや。いくら何でも、まさかこんな短時間で……? でもあなたは体を動かせなかった。だんだん焦ってきて、とにかく身をよじってみる。
仰向けになった自分のお腹を見てみると、やたらと膨らんでいる。水あめのようにてらてらとしたお腹。どうやら、あなたのお腹が太った末路ではなさそうだ。あなたは、この粘り気のある物質に包まれていることに気づいた。抜け出せない寝袋に入ったようなようなものだった。
あなたの周囲でカラフルな金平糖のような粒たちがうごめき、口々に何かを叫んでいる。
何故こんなことになっているのだろう。今は何時で、そもそもここはどこなのか。
金平糖たちの声が、徐々に頭の中に入ってきた。
「よくも街を壊したな」
「悪魔め〜」
「許さないぞ」
とか、蚊の羽音くらいの大きさでピーピー怒鳴っていた。
どうしてこんなに怒られるのだろう。あなたはただ、この甘いお菓子の世界に舌鼓を打って、昼寝をしていただけなのに。
あなたはまず、必死に謝ることにした。
「よく分からないけど、なんかごめん!」
すると、金平糖たちはますます激しく騒ぎ立て、何体かが合体した。二粒、四粒、八粒、十六粒、なんかもう沢山……。小指の先ほどだった金平糖は、無数のカラフルな粒を集めて大きくなっていった。それは心臓ほどの大きさになり、胴体になり、手足が伸び、ついにあなたと同じくらいの人型に変化した。
巨大化した金平糖は片手の形を飴細工のように自在に変えて、鋭い刃に仕立てた。もしも、これがあなたに向けられたら、ただではすまないだろう。
「ごめん! ごめんってば!」
あなたが繰り返し謝っても、一体化した金平糖たちは動きを止めない。刃を振りかざし、あなたの胸を貫こうとする。
その時、空に綿あめのようなふわふわとした文字が浮かんでくるのが見えた。
こう読める。
「助けがほしいか?」と。
あなたは少し迷ったが、答えを出した。
どんなに怪しいと思っても、他に頼れるものはない。
「お願い。助けて!」
すると空が輝き、あなたの前に一枚のカードが現れた。
「なにこれ? 取れってこと!?」
あなたは、自分を押さえ付ける粘着物質の中から手を出そうとした。だが、さっきまでと変わらず、簡単には抜け出せない。そこに、一体化した金平糖たちの一突きが迫った!
「うわぁ!」
渾身の力を振り絞って、あなたは体を捻った。地面から背中が離れた!
金平糖たちの一撃が、さっきまであなたがいたクッキーの地面に突き刺さった。あなたは寝返りを打つようにして、よけることに成功した。
目の前にさっきのカードが落ちている。『ガリバー旅行記』と書かれていた。芋虫のように身をよじって、あなたは咄嗟にカードを咥えた。あなたに触れたからか、そのカードは光りだし、空に漂っていた文字の綿あめが一つの塊になって、私の目の前に降りてきた。それは綿あめというより何かを隠すヴェールのようなもので、程なく霧散すると、その中から西洋人風の顔立ちの男が現れた。
「私は私はいろいろ不思議な国を旅行して、さまざまの珍しいことを見てきた者。ヨンでくれたのは、君かな?どんな困難があろうとも、恐れることはないぞ。このガリバーが――――」
「わああ! おじさん、後ろ!」
一体化した金平糖たちが、ガリバーと名乗る男の背中を突こうとしていた。ガリバーはゆっくりと振り向き、狼狽える様子もなく、両手を挙げた。降参のポーズみたいだ。鋭く突き出された飴細工の刃先が、無防備なガリバーの胸を貫くと思われた寸前。
刃はピタリと止まった。
「うっそ……」
あなたは、その光景に目を疑った。ガリバーはその場で座りこみ、足元にいた小さな金平糖の一個に右手の人差し指を出した。
「怖がらせたのならすまない。私たちは、君たちと争うつもりはないのだ」
金平糖の一つは、恐る恐る、彼の指先に髪の毛ほどの手を伸ばして触れた。それをみた、一体化している金平糖たちもまた、散り散りになってもとの一粒ずつに戻り、ガリバー手元に集まった。金平糖たちはざわざわとガリバーに対して喚いている。だがしばらくすると彼らは大人しくなり、あなたの元にやってきた。そしてあなたを縛めていた水飴のような粘着物質を解いてくれたのだ。
「おじさん。いま、何をしたんですか」
「この私、ガリバーの物語を知っているかい?」
「ガリバーって、あのガリバー旅行記ですか? 多少は……」
「そこに書いたことと、同じことをしたまでだ」
童話として、ガリバーのお話を聞いたことはある。小人の国や、巨人の国に行ったというものだが、それ以上はよく知らない。ガリバーは続けて言った。
「物事を理解するには、何よりも耐えることが大切だ。それが答えを導く最初の一歩なのだ。そのあと、私は小人たちにたらふく食わせてもらったのだ」
金平糖たちは、ガリバーに何かを話している。さっきまであなたに向けていたものとはまるで違う感じだ。
「残念。どうやら、ここのものを食べるのは避けた方がよさそうだ。さて、どうしようかな?君」
恐る恐る軽くガリバーの体を小突いたら、表面がざらざらしていた。
「え。」
「話を聞きたまえ。そして何を驚いている?」
「あなた、人間じゃないの?」
「私にもあまりよくわからない。けれども、どうやら砂糖でできているから、自在に操れるらしい。」とその体は変幻自在に変形する。クネクネ〜と遊ぶように。
「夢かしら。思い切り私の頬をつねってみて。」
「こうか?なんだか懐かしいものだな。私も信じられない国に行った時はそうしたものさ」
「痛い痛い痛いもういいから。」到底醒めない現実がそこにはあった。
「そら、ダラダラ話しているからなんか雲の動きが変だぞ。」空に再び雲が現れ、そこから言葉が紡がれた。
「危機は脱したようだな。良いことを教えてやるから、天空の島まできたまえ。」
ガリバーと顔を見合わせる。「おじさん。怪しくない?」
「怪しいな。だが、天空の島とはラピュタのことか?大変な島だったが、また足を運んでみたいな。」
「え〜?」
「どのみち、他にアテはないのだろう?あと。おじさんと呼ぶでない。」
「見るからにおじさんじゃん。怪しいし。まぁ助けてくれたからいいけど。」
「天空の島では、安全を保障してやる。動物たちも歓迎するじゃろう。」と、またアナウンスがあった。
あなたは去っていった金平糖たちの背中を見つめながら悩む。
→お菓子の国に迷い込む
→金平糖たちに捕まる
→ガリバーのカードが降り、ガリバー登場、助けられる
→ガリバーの実体は菓子。
→元の世界に
カードの設定
→脳内で糖鎖によってシュミレーションされた世界の中で、既存の秩序を書き換えられるものとしての存在。本を読んだ時の強い感情が、情報に干渉することができる設定。糖(一応敵の設定)側の存在ではあるが、基本は人間の意識に寄り添う。糖側はこれが必要なプロセス。
ただし、人格として顕現できるのは多くて2枚くらい あとは単に原作の展開をなぞったりなどの、単純なお助け程度にしか使えない。
主人公は昔、なんとなくガリバーを読んだことがあるから、今回のメインという設定
まだ細部が甘いです、、
以下、伏線・謎と思われる部分、気になった箇所
・冒頭の(まずい。こんな筈ではなかったのに。)の真意が不明。
→後半で回収する予定だが、実はこの物語は異世界転生がメインではなく、異世界転生で得たものを持って現実に帰る物語。
現実の主人公の状況を重苦しく暗示したあと、それに対して「まずい」と思ったからこそ、現実に戻ってやり直せるかもしれない。
・なぜ、カードが現れたのかが不明。
→上記設定。糖(六角形)としての目的を果たすため、カードを与え、糖コンピューターの同期と、現実への干渉を目指す。
・天空の城で元の世界に戻るための設定が提示されるけど、ガリバーと金平糖たちがその場で話してもいいのでは。
→それはそう。中弛みしてしまっている場合、原外カフェ配布バージョンで検討したい。ただし、普通の糖と六角形のハブの糖=糖鎖コンピューターの管理者との存在の違いを表現するためと、ガリバーのオマージュとして天空の塔にしている。
「グル子を集め、10箇所の綻びを修正してまわる」
→後半でまとまるのか不安な展開。
→ガリバーの小人の国をオマージュして、金平糖たちがチョコレートの国と争っていて、それを主人公が和解に持ち込むなかでグル子を集める、みたいな展開はどうだろうか。
→原外カフェ配布verは「金平糖たちがチョコレートの国と争っていて、それを主人公が和解に持ち込むなかでグル子を集める」でもいいかもしれない。
実際10個の描写は難しいので、1つくらいは書いて、「あとはいろいろありました」的に端折る予定。
一応、このパートで、何かの課題解決を本のカードで行うという体験を積ませつつ、徐々に糖鎖コンピュータやこの世界の設定を明かしていくつもり。
執筆は、いろんな人に参画してもらいたかったりする。
あと、主人公の設定どうする?
怪物設定はちと大変そうだけど。
基本的な名前とか性別とか性格とかどうしようか。
藤丸立花みたいな扱いを目指してる感じかな。
→今のとこと書きやすいからそうしている。あまり具体的にしてそのキャラに違和感が出ると嫌だなぁとは思いつつ、現状だとなんだか何をやっているかわからないので読み進めてもらうための引っ張り力がかなり弱め
あと、主人公の目的とその動機づけが重要。
→前半はかなり舞台装置の説明になってしまっているので、その辺が曖昧になっていた。
とりあえず、困惑しているので「元の世界に戻れるなら戻りたい」という目的だけは持っている状態。
確かに現状何もないから、かなり良くないので改善が入りそう、、
誰か共に目覚めさせてぶっ殺しておいたりするかぁとも思うけどあまり安直なことをやりたくないイメージ
化け物設定については、糖側から化け物に見える程度にしておいているけれど、もう少し踏み込んだほうがいいかなとも思ったり
上記のことも踏まえて、主人公の体自体が化け物のように醜くなっていた=元に戻りたい。というのがわかりやすいのかもしれない。
ガリバーも含めた時に、ヤーフとかとも繋がるし、やって良いのではとも思っているけれど、あまりにガリバーに引っ張られてもなぁと
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2024年1月
皆さんで物語を紡いでみましょう!
読み込んでいます…
2023年12月
こんにちは!ぜひ遊んでみてください。
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